2019年04月30日

慢性心不全の治療の基本は、心臓の負荷を取り除き、休ませることにある。

心臓病の治療の基本は、心臓の負荷を取り除き、休ませることにあります。


これは、私の経験によるものからの判断です。


人の体は、血流が弱くなると、水分を溜め込みます。これは、少しでも血流量を確保しようとする体の仕組みからそうなります。血流量を多くしようと血液の中に水分を溜め込むからです。しかしながら、その少しでも血流量を多くしようとする作用が、心臓の負荷をさらに増大させ益々心臓を疲弊(心肥大・心拡大)させて行きます。


そのために利尿薬を飲みます。利尿薬は、体に溜まった余分な水分を排出させ、心臓の負荷を取り除きます。
ある程度の(疲弊していない)心臓であれば、利尿薬と水分制限で心不全は改善します。


また、心不全の治療には、心臓を休ませることも大事です。
心臓は、体力的にも精神的にも、頑張れば頑張るほど、疲弊(心肥大・心拡大)していきます。


私は虚血性心疾患(冠動脈起因)ではないので心筋梗塞や狭心症については詳しくはないのですが、うっ血性心疾患(心臓起因)の場合は、心臓を休ませることが一番大事です。そのために、心臓の活発化を防いでくれるアーチスト(カルベジロール)を飲み心臓を休ませているのです。


どちらかというと、うっ血性心疾患(心臓起因)に比べて虚血性心疾患(冠動脈起因)のほうが回復が早い、心臓リハビリの効果は高いと思います。なぜなら、虚血性心疾患は冠動脈のふさがったところを修復するだけで血流が改善されるからです。うっ血性心疾患のほうが、じっくりと治療をしていかないとなかなか難しい、特に心臓リハビリのやりすぎには注意が必要です。


現在のブラウザ検索では、病院系の記述がとても多く、『心臓病の人は心臓リハビリをしましょう』
などという医師系の一方的な意見がとても多いのですが、そうではありません。私は、心臓リハビリに耐えられるようなレベルではない人が無理に歩いたり、体を鍛えたりして、一向に心臓の負荷(BNP)が減らないと言う状態の患者側の記事をたくさん見てきました。そして、その多くがうっ血性心疾患の方だったのです。


自分の経験からいうと、うっ血性心疾患(心臓起因)=心臓弁・心筋障害の方は、
BNP100以下にしまよう。
かといって、患者独自で治せるものではなく、手術したりすることも必要です。


とにかく人は、頑張れば頑張るほどアドレナリンが出ます、交感神経を活発化させます。人の体自体がそういう仕組みなっているので、薬を使ったり水分制限をしたり安静にして心臓を休めるようにしましょう。
posted by なき at 21:16| Comment(0) | 慢性心不全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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