2020年08月12日

入院中の父はなぜ、「病院で餓死」しなければならなかったのかを読んで。

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なきちゃんの体調管理表


「入院先の病院が必要な栄養補給を怠ったために父親は餓死した」として、千葉県在住の男性(Aさん)が、父親が入院していた病院を相手取り、損害賠償請求訴訟を起こしている、記事がある。

亡くなった方(Bさん)は93歳で、2014年頃から徐々に足腰が弱くなり、外出時は車椅子を利用していた。ここより時系列で述べる


2016年9月27日
 
Bさんは、自宅のベッドから転落し、左腕と左足を強打した。(その頃からか?)Bさんは、元々総入れ歯だったが、そのそうな状況では左手が使えなくなったので入れ歯を拒むようになった。その日以降、ジュースやお茶のほかは、レトルトのおかゆを少し飲み込む程度しかできなくなった。


2016年9月30日 
当該病院へ入院。入院時、普通に会話ができて、判断能力はあった。「主治医は、一方的に『延命措置はしない』と通告した。Aさんは、93歳の高齢患者では延命措置をしないのが常識なのかなと漠然と受け取った。入院当日の病院側の診療記録には「推定入院期間4週間」、「徐々に食欲低下あり、ここ最近はまったく食事ができなくなったため、点滴加療目的で当院紹介搬送」、「食欲不振(入れ歯が合わず、ジュース程度の摂取)」とある。その後のAさんの主張によると、「9月30日から10月8日に提供されたのは約567キロカロリーで、このうち点滴は100キロカロリー。これでは食事を完食した場合でも、生命維持に必要なBEE(日本人高齢患者に適応する基礎エネルギー消費量)の半分程度でしかない」とある。


2016年10月6日
診療記録によると、センターの管理栄養士が「流動食提供中。概ね摂取できており、期間平均摂取量は330キロカロリー程度」、「流動食はエネルギー・たんぱく量は低いため、嚥下が可能であれば嚥下食やきざみ食への変更はどうか」、「主治医に治療方針を確認していく」と書いている。


2016年10月9日
主治医がAさんに2度目の病状説明をした。主治医が作成したこの日の「説明書」には、極端な栄養失調を示す数値(アルブミン1)が出ていること、栄養改善食を予定していることなどが記されている。Aさんは、「主治医は、アルブミン値について『死亡の危険のある栄養状態』と言いました。それまで栄養問題や栄養量について何の説明もありませんでした。私は、主治医が栄養補給で最善を尽くしてくれていると思い込んでいたので、突然のことに衝撃を受けました。さらに驚いたのは、そんな深刻な状況なのに主治医が『リハビリを始めた』と言ったことです。言うことが支離滅裂でした」とある。アルブミンの正常値は4以上。1以下は命に関わる異常値とされる。9日から食事が少し増えたものの、それでも相変わらずBEE以下。このため10月9日、管理栄養士が再び「補助食品も追加し栄養状態改善を図ることも検討」「主治医に提案していく」と診療記録に記入している。


これは私の率直な意見なのですが、通常アルブミン1では、『勝負あった、死期はものすごく近い、リハビリなど出来ない』と考えます。私は、アルブミン2で、昏睡中で人工呼吸器でIABP(大動脈内バルーンポンピング)を行い、栄養はBさん同様、カテーテルで行われていました。以下が私のアルブミン(ALB)値です。 項番20
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2016年10月11日 
流動食から嚥下食に切り替わったものの、それでも約1067キロカロリーで生命維持ギリギリだった。


2016年10月13日 
尿路感染症の疑いで39度の発熱。

2016年10月14日 
意識が混濁し、モノを飲み込む機能を完全に喪失、以降、まったく食事が食べられなくなった。

2016年10月16日 
Aさんは主治医と面談。主治医は、中心静脈栄養(心臓に近い中心静脈という太い血管にカテーテルを入れて栄養を注入)か、経鼻胃管(鼻から胃へチューブを挿入)か、胃ろう(お腹と胃に穴を開けてチューブから注入)かの3つの選択肢を提示した。Aさんは、経鼻胃管を依頼し、実施が決まった。ところがこれも、血液検査で出血リスクがあることがわかったとして結局、実施されなかった。(14日から17日までは点滴の100キロカロリーのみ、19日から26日まで、点滴を約170―190キロカロリーに増やしたが、それでもBさんに必要なBEEの17―18パーセント。絶対的なカロリー不足だった。


2016年10月25日 
衰弱は止まらず、主治医は、「予後は厳しい」「当直医に死亡時の確認依頼。直接死因:老衰」と記載した。撮影の写真では、急激に頬がこけて衰弱が著しい。


2016年10月27日
Aさんの強い希望で、中心静脈栄養が実施された。これは死亡前日の11月17日まで続けられたが、補給されたエネルギー量は1日410キロカロリーで、BEEを約640キロカロリー下回っていた。中心静脈栄養がBEEをはるかに下回る水準以下で継続されていたことについても、Aさんは知らされていなかったという。


2016年11月16日 
写真を見ると、やつれ果てて文字通り骨と皮だけになった。


2016年11月17日
Bさん(93歳)は死亡。



では私の見解を述べる。
私は、70歳以上の方の延命は医療費の無駄遣いとなるからやめるべきであると考える。この医療費の無駄遣いについては、今後の若い人たちの両肩にのしかかる、早急に、尊厳死を当たり前とする必要がある。但し、世の中に必要な人はこの限りではないとする。(皇室関係の人や、その方がいないと事業や開発研究や医療活動が成り立たないという人には適応しない、但し、そういう人でも尊厳死を望むのであれば、この限りではない)



では、私の最終結論である。
私は医療に関してはまったく無知なのであるが、今回のケースでは直接的原因にあったものは、2016年9月27日から左手が使えず入れ歯が入れられなくなった、嚥下が出来なくなったことにあると思う。さらに死期を早めた原因は、やはり栄養不足にある。病院としては、すぐに別の病院に手配すべきであった。(但し、転院出来たとして長生きは無理だったはずである、嚥下が出来なくなったことに尽きる)しかしながら適切に対処したとして、あと何日生きられたかはわからないが、私のようにむちゃくちゃ元気になって、社会活動が出来、また社会を支えられるようになることは、とうてい考えられない。

また、これを書いた、ジャーナリストも一方的な話である。
「日本では8割の人が病院で亡くなっている。多くの人は、延命措置や栄養補給といった終末期医療について、自分の希望通りにやってほしいと願っているはずだ。」  本当にそうか!? 自分の手に負えないものを自分では処置も出来ず病院に責任転嫁させるのも甚だしいし、自分の意思や意識があるものがもう駄目だなと思うなら、延命措置や栄養補給は望まないのである。 楽に死なせて欲しいと思うものが大半であろう。よって、早急に尊厳死を当たり前とする必要がある。


ということで今日はここまで
それではみなさんごきげんよう
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posted by なき at 22:01| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

「自分の希望通りにやってほしい」の内には、
「なんもせんといて」も含まれているというオチでは? (^^;)
Posted by くまねこ at 2020年08月13日 15:52
>くまねこさん
>
お! ブラックユーモアですね。
「自分の希望通りにやってほしい」の内には、 「なんもせんといて」も入っていますよ。(。・ω・。)
Posted by なき at 2020年08月13日 21:22
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